【完全版】移動平均線をFXで極めてみた話

どうも!

こんにちは、証券会社出身トレーダーの塾長かずきです。

 

今回のテーマは移動平均線をFXで極めてみた話」です!

 

移動平均線、なんとなくで使ってはいませんか?

 

移動平均線に限らず、インジケーターは何となくで表示するものではありません。

数あるインジケーターの中でも、移動平均線は視覚的に分かりやすく、何となくでもそこそこに使えてしまうので、FX歴が浅い方に一番何となく使われやすいインジケーターです。

 

何となくで移動平均線を使っているがゆえに、負けている方も多いと思います。

 

 

「そんなこと言われても、設定値すらどうしていいか分からない」

という方は、まずは僕がこの記事内で使用している数値を真似してみてください

 

「なんとなくではなくて、本で読んだ通りにゴールデンクロスで買い、デッドクロスで売りでやっているのに勝てない」

 

確かに、

クロスでエントリーする手法は初心者向けの教材では必ずと言っていいほど紹介されていますが、それだけでは勝てません。

きちんとした使い方をこの記事で学んでいってください。

 

移動平均線を重要視している理由

まず、

なぜ僕が移動平均線を重要視しているか、というお話をしていきます。

なぜ重要視しているかというと、世界中で一番使われているインジケーターだからです。

 

チャートは

世界中のトレーダーが売買した結果

ですので、インジケーターは使っている人が多ければ多いほど機能しやすくなります。

 

知る人ぞ知るようなマニアックなインジケーターよりも、誰もが知っていて初心者からベテランまで非常に多くのトレーダーに使われている移動平均線の方が効きやすいんですね。

 

なので僕は移動平均線を重要視しています。

 

移動平均線についてザックリおさらい

移動平均線についてザックリおさらいしておきましょう。

この記事では単純移動平均のみ扱います。

 

英名であるSimple Moving Averageを略してSMAともいいます。

この記事内で20SMAと言ったら20日移動平均線、75SMAは75日移動平均線のことだと思ってください。

 

移動平均線は、ある一定期間の価格から平均値を計算し、折れ線グラフで表したものです。

ある一定期間というのが、移動平均線で設定した数値となります。

 



 

20SMAであれば

 



 

ローソク足20本分の平均値です。

この矢印の部分の20SMAは、その時に出来つつあるローソク足も含めた20本分の終値を平均した値のところに表示されます。

 



 

次の足になれば参照される20本も進んでいきます。

 



 

移動平均線はFXや株だけの専門用語ではなく、気温やコロナ感染者数など統計的な分析に幅広く使われている有能な指標です。

 

FXでは、トレンドの向きや勢い、規模を見るのに使われることが多いです。

また使っている人が多いので、サポートやレジスタンスとして効くことも多いですね。

 

移動平均線の設定値

移動平均線のおさらいが終わったところで、次は移動平均線の設定値について解説します。

 

まず、期間のお話の前に適用価格についてお話します。

 



 

移動平均線は、適用価格を選べますがここは終値を選択してください。

適用価格というのは、

期間内のローソク足の何を平均するか

ということです。

 

終値始値、高値安値といったものや、終値始値の平均、終値始値と高値の平均といった少し複雑なものもあります。

 

種類がたくさんありますが、「どれでも好きなものを使ってください」という訳にはいきません。

 

特別、理由や根拠が無い限りは終値を選んでください

MT4やMT5であれば「close」という表記ですね。

 

せっかく、一番メジャーなインジケーターである移動平均線を使うのに、ここで終値以外を選んでしまうと、一気にマイナーなインジケーターになってしまいます。

 

皆さんが気になるのは設定期間のことだと思うので、適用価格についてはこのくらいで終わっておきます。

 

設定期間については、トレーダーや教材によって諸説分かれるので、どうすればいいのか悩んでいる方も多いと思います。

 

結論からいうと、設定期間は5の倍数にすることと期間の違う移動平均線を3本以上組み合わせることに気を付けていれば、好きな数値で大丈夫です。

 

ですが、「お好きな数値で大丈夫です」といわれても困りますよね。

なので、僕が普段使っている設定期間を参考までにお伝えさせていただくと、

 



 

10SMA、20SMA、75SMA、200SMA、800SMAです。

 

超短期トレードをする場合は5SMAを表示させることもありますが、これは使わなくて大丈夫だと思います。

 

人によっては僕に対して、「SMAを使いすぎ」と思う方もおられるかもしれませんが、僕のやり方がこれなだけなので、全部真似をしなくても大丈夫です。参考程度に考えてください。

 

この中から3本に絞るとしたら

 



 

20SMA、75SMA、200SMAですかね。

 

それぞれ、20が短期、75が中期、200が長期で、この3本でそれぞれのトレンドを見ます。

この設定値にしている理由は、「みんなが使っているから」です。

特に20、75、200は使っている人が一番多いんじゃないかと思います。

 

移動平均線の使い方

設定値に関する悩みもとりあえずは解消したと思いますので、ここからは移動平均線の使い方について解説していきます。

 

まずは、超基本的な使い方についてです。

 



 

20SMA、75SMA、200SMAを使って説明します。

ドル円の1時間足チャートです。

全体的に移動平均線が右肩上がりで、価格も移動平均線の上で推移しているので上昇トレンドと言えますね。

 

ただ、ずっと上昇だけしていくってことはあり得ないので、所々では少し下落している場面もみられます。これが「押し目」と呼ばれるものです。

 



 

例えばここ。

大きく上昇して、短期中期長期の全ての移動平均線を勢いよく上に突き抜けた後、下落しています。

この上昇を切っ掛けとしてこの上昇トレンドが始まっている訳ですが、この四角の中では、短期的には下降トレンドです。20SMAをローソク足が下抜け、20SMAが下向きになっています。

 



 

ここでも、短期的な下落が起きていますね。

と、これだけではチャートに対するただの感想になってしまいますので、この状態で移動平均線をどう活かすのかというと

 

20SMAだけ見るとはローソク足が下抜け、SMAが下向きに変わっているので、この局面のトレンドは下です。

 

ですが、それは短期トレンドの話で、75SMAや200SMAを見ると、ローソク足はこの2本の上で推移しており、SMAの傾きも上向きです。

 

ということは、短期トレンドは下、中期・長期トレンドは上ということですね。

ここで狙うのは、短期トレンドが再び上昇に転じる時に買いで入ることです。

これが押し目買いです。

 

この場合の買いポジションの根拠は、長期トレンドなので、長期トレンドが下落に反転した場合は損切りすることも忘れずに頭に入れておいてください。

 

ちなみに、移動平均線が上から短期、中期、長期に並んでいる状態のことをパーフェクトオーダーといいます。

 



 

このチャートでいうと、こういうところですね。

初心者向けの本や教材では、「パーフェクトオーダーの時は買い」としているものも多いですが、あれは少し違います。それをしっかり守っていたら破産します。

 

正しくは、パーフェクトオーダーは買う場所、つまり押し目を待つ局面です。

 

パーフェクトオーダーは、すでにポジションを持っている人が利を伸ばす、あるいは利確する局面であり、新たにポジションを持つところではありません。

 



 

しっかり押し目を待って、短期トレンドが再び中期・長期トレンドと同じ方向を向いたときに、エントリーしましょう。

 

次に、移動平均線の解説で必ずと言っていいほど登場するゴールデンクロスデッドクロスについてお伝えします。

 



 

ゴールデンクロスを買いシグナル

 



 

デッドクロスを売りシグナルと説明されていることが多いですね。

ただ、こんなトレードをしていては勝ち負けを繰り返して、一向に安定しません。

 

なぜかというと、

 

・短期トレンドに振り回されているだけ

移動平均線は過去の値動きを反映したものであり、タイムラグがある

 

という理由からです。

 



 

例えばこの局面を見てみましょう。

 



 

一部を切り取って拡大してみました。

ここでデッドクロスしていますが、価格はすでに上昇していますね。

ここで

デッドクロスしたから売り」

と、ポジションを持ってしまっては損する一方です。

少し時間を進めてみましょう。

 



 

先ほどのデッドクロス後、価格は上昇してすぐにゴールデンクロスしています。

 

ここのデッドクロスでの売りは良くない選択だった訳ですが、

これ、簡単に避けることができます。

 



 

200SMAを見てみると、長期の上昇トレンド中です。

なので、基本的には買う場所を探す局面ということで、デッドクロスしたからといって売ってはだめです。

ここでやるべきなのは、

「20SMAと75SMAが横を向いて絡み合っているので抜けるまで待つ」か、

「20SMAをローソク足が上抜けて、20SMAが上を向いたら買い」というトレードのどちらかです。

 

移動平均線はレンジに弱いインジケーターなので、避けるのが一番ですが、トレードするのであれば長期トレンドに逆らってはいけません。

長期トレンドに逆行している場合は、クロスが発生した頃には既に値動きが反転していることも少なくありません。

 

最後に、お見せしたい画像があります。

 

 

これは20SMAと200SMAだけを表示した状態です。

なにが言いたいかというと、20SMAと200SMAがずっと離れたままということはまずありません。

これは、トレンド中でも同じです。

ということは、20SMAと200SMAが大きく乖離しているところではポジションを持たない方がいいということが言えますね。

 

まとめ

移動平均線は、シンプルですがシンプルな分、奥が深いインジケーターです。

この動画で伝えきれていないことはまだまだ沢山あるので、またの機会に紹介したいと思います。

 

この動画を参考にして、「なんとなく使っている状態」から抜け出し、根拠を持ったトレードで勝ちを積み上げていきましょう!

 

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それでは、また次回のブログでお会いしましょう!

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